{{indexmenu_n>104}}===== 安全のしおり・・・大けがをしない/させないために ===== **ロングボーダーで、怪我をしたことが一切ないという方はおそらくいないでしょう**\\ ロングボードダンシング/フリースタイルは、高い走行安定性に加え、多くの場合はフラットな路面で行われるため、スケートボードなどのセクション競技よりは比較的安全性が高いと言えるでしょう\\ しかし、ロングボーダーが成長する過程においては、誰もが大なり小なりの怪我を経験することでしょう\\ ここで大切なのは、怪我をゼロにすることではなく、**できるだけ大けがをしないこと**です\\ そのためのコツや、あらかじめできる対策を紹介します。転ばぬ先の杖。後悔先に立たず。\\ ==== 常に周囲に気を配ろう ==== 多くのライダーにとって、自己所有のパークがあることは稀でしょう。だとすると、公園や河川敷など、それに適した公共のエリアを探し、そこをスポットとすることになります。\\ その場合、あなたや仲間以外の第3者が存在することを忘れてはいけません。自分が怪我をするならまだしも、それらの人々に危険を及ぼすことの無い様に最新の注意を払う必要があります。\\ たとえあなたが練習に打ち込んだり、動画撮影などをしていたとしても、そこが公共の場所である限りは、人の往来を禁止することはできません。\\ そのことを心に留め、人が近くにいるときには攻めたトリックに挑戦しないことや、もしも転んだとしてもデッキを流さないこと、万が一流してしまったとしても、すぐに起き上がって声を上げてデッキを追いかけるべきことを忘れない様にしましょう。\\ 我々が愛するロングボードを、ロングボーダーでない方々からも愛してもらえる様にしたいですね。 ==== ヘルメット・プロテクターを身につけよう ====
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上記は「The reason why you should wear protective gear when you skating」・・・「貴方がスケートするときプロテクターをつけるべき理由」という主旨のInstagramにおける投稿です\\ もしも投稿者がこれらの保護具を身につけていなかったら、もしかするといまこの投稿者はロングボードを出来ていないかもしれません\\ 常に装着している必要はないと思いますが、特に今まで試したことのないステップやトリック・その他の動きに挑戦する際には、ぜひヘルメットを被り、プロテクターを装着することをお勧めします。\\ 骨折や捻挫などの怪我はあなたが愛してやまないロングボードに、乗ることすら出来ない時間をもたらします。\\ 怪我はいつか治るかもしれませんが、失われた時間は決して帰ってきません。トリックメイクのために、時には攻めの姿勢も必要ですが、安全を確保することを大前提としましょう\\ もしも憧れのライダーがそれらのギアをつけてなかったとしても、彼らには今までの経験で培った身を守る術があってのことだということを忘れてはいけません。どうか安全第一で!\\ ==== ファーストエイド/応急処置 ==== **RICE**という言葉をご存じでしょうか?\\ これはもしもあなたが転んだり衝突してしまったりして、痛みを伴う打撲傷などを負ってしまったときに、すぐに試みるべき応急処置をまとめた標語です\\ * Rest=**安静**にすること * Ice=患部を**冷却**すること * Compression=患部を**圧迫**すること * Elevation=**挙上**すること 参考:[[http://www.jossm.or.jp/series/flie/003.pdf|スポーツ外傷の応急処置(日本整形外科スポーツ医学会広報委員会監修)]]\\ いつもと違う痛みを感じたら、まずは安静にして患部を冷やし、場合によっては圧迫したり心臓より高い位置に上げることで対処してください\\ 痛みが続くようであれば迷わず整形外科へ行きましょう。日曜日や祝日だとしても、自治体では受付可能な整形外科を持ち回りで設定しているはずです\\ 【○○市 休日 整形外科】などでインターネット検索を行い、最寄りの病院を見つけましょう\\ また、滑るときに最低限準備しておきたいものとしては**キズパワーパッドとペットボトルの水**です\\ 練習していると汗をかくので、普通の絆創膏を貼ってもいままでかいた汗で剥がれてきてしまいます。また、擦り傷を負ってしまった際に、必ずしも近くに水道があるとは限りません\\ そのため、スポットに寄る前に飲み物を買う際には、合わせて水を一本買っておくと良いでしょう\\ ==== 鬼ゴケ・スラムを防ぐために~分割練習方~ ==== 新しいトリックに挑戦する際、私たちは常にスラムのリスクに晒されています\\ トリックメイクを早まるあまり鬼ゴケして、その日の練習が終わってしまっては本末転倒です\\ そのため、新たなトリックに挑戦する際はトリックをできるだけ細かく分割し、ステップバイステップで試していくことをお勧めします\\ [[トリック_ステップリスト:air-エアー:キックフリップ|]]を例に挙げると、まず止まった状態で手摺を掴むなどして補助ありで練習し、それが安定してきたら補助なしで止まった状態で練習、それも慣れたらいよいよ滑りながら挑戦するようなイメージです\\ こうすることで、「**何をミスしたらどういう転び方をするか**」を、大けがを負うことなく理解することができます。\\ 一度理解してしまえば、ミスの原因に警戒することができ、ミスをしてしまったときも落ち着いて対処することができるため、結果的にはいきなり挑戦して痛い目をみるよりも早くメイクすることができるでしょう