著名なロングボードメーカー/ブランド

ロングボードを構成する3大要素であるデッキ･トラック･ウィールの､著名なメーカーを紹介します

■デッキ

ローデッド

Loaded　Boards

ロングボード界の最大手デッキメーカーであるローデッドはFreestyle/Dancingに限らず､カービングやダウンヒルなどロングボードを楽しむ全ての人々が求めるシーンに応じた多彩なデッキを提供しています｡
中でもBhangra-バングラ-はダンシング界のゲームチェンジャーとして隆盛期を作り上げ今もなお国内外の多くのライダーに愛されていると言えるでしょう｡
ロングボード専門店ではほぼ取扱があり､スケートボードショップやスノー/サーフボードなど､ロングボード専門店以外でも取扱があり､比較的手に入りやすいメーカーであることも特徴です

ティンバー

Timber　Boards

世界一のロングボードダンサーを決める大会であるSYCLDが開催されるロングボード大国オランダに本社を置くデッキメーカーです
Dancing/Freestyleに適したデッキを数多くラインナップしており､多くのスタイルが存在するロングボードダンシングという競技において､厚い支持を得ています｡
各デッキには動物をモチーフとした名前とネイティブ調のグラフィックが拝されており､多くのライダーに愛されています
公式サイトにおいて｢情熱的な子供に安っぽいギアを備えた低品質のボードを渡すことは、マラソンをしたい人に安っぽい靴を渡すようなものだと思います。｣と断言し､ハンドメイドで高耐久･高品質のデッキを提供することにこだわりを持っているようです
一部のデッキではテールの先端が厚く加工されており､長く使うことのできるデッキを世に送り出すことへのこだわりが窺えます｡

トラベロール

Travelol

国内外多くのライダーからの支持を集めるロングボード総合メーカーです
その勢いはアジアに留まらず､世界各地にチームライダーが存在しています｡
日本国内においても取扱店が多く､入手しやすいことに加え､欧米のメーカーよりも比較的安価なことも人気を加速させている要因です｡
また単色にロゴのみや､総柄のデッキも多くデザイン面でも愛用者が多いメーカーと言えます｡
マーブル柄のデッキを見たことがありませんか?それに乗って高く飛び上がるトリックを決めているライダーを見かけたとしたら､おそらくそれはトラベロールのライダーでしょう

シンプル

Simple Longboards

Step/Dancingスタイルに特化したデッキを提供するメーカーです
カモノハシによく似た形状で､デッキの名前もそのままカモノハシを意味する｢プラティパス｣が特に有名です
美しい木目による仕上と､キャンバー形状の乗り心地がライダーの心を掴んで離しません
また､メーカーのコーヒーに対する愛情も深く､2019年には台湾にプラティパスカフェをオープンさせ､話題を呼びました
また多くのライダーの教本となったYoutube動画もシンプルの名声を高めていると言えるでしょう

コスモ

COSMO Longboard

ロングボード大国である韓国のデッキメーカーといえばコスモが第一線に並びます
日本人のメーカーライダーが最も多いメーカーの一つであり､日本のロングボードシーンを牽引する存在と言えるでしょう
ミドルレンジの価格帯と比較的シンプルなグラフィックから多くの支持を集めています
公式サイトから送料無料で購入できる入手のしやすさも人気の要因の一つです

■トラック

パリス

Paris Truck Co.

言わずと知れたトラックの名門パリス｡ダンシングおよびフリースタイルロングボーダーから絶大な支持を得ており､数多くの著名ライダーがパリスチームに名を連ねます｡
ダンシング/フリースタイルに最適化された形状によりウィールバイトを起こしづらく､ライザーパッドなしでもセッティングの幅が広いのが特徴です｡
また最新モデルのV3はカラーバリエーションが豊富なことに加え､耐久性が非常に高く､ハイエンドな価格にも満足できる価値を提供してくれます｡
もしもあなたがトラックの選択に迷っていて､なおかつお財布にも余裕があれば､パリスV3 180mm 50°のモデルを購入すれは､そうそう間違いは起こり得ないでしょう｡
また､ローデッドと共に国内店舗において取扱店が多いことも特徴の一つです｡

キャリバー

Caliber Truck Co.

  • 本社所在地:アメリカ
  • 価格帯:ハイエンド~ミドルレンジ
  • 入手難易度:普通
  • 公式サイト: https://calibertruckco.com/

パリスが円筒形･流線型であるのに対して､角柱形･直線的なデザインが特徴的なキャリバー｡
新商品のキャリバーⅢについて公式サイトで｢現代のダウンヒルスケーターを満足させるように更新されました｣と説明していることからも､ダウンヒルロングボーディングにルーツを持っていることがわかります｡
フリースタイル/ダンシングに最適な50°のベースプレートモデルもラインナップしており､国内外に多くのユーザーが存在します｡

エアー

Air trucks

デッキメーカーのトラベロールと共に､ダンシング/フリースタイルロングボーダーの間に急速な広がりを見せているエアー｡
エアーの名が表す通り､軽量性にを追い求めたトラックは高く宙を飛ぶフリースタイルトリックに最適化されており､トリック重視のライダーから厚い支持を集めています｡
特に､代表である@kin_cdc氏のライディングスタイルは圧巻です｡
また､比較的お求めやすい価格帯も嬉しいですね｡
単体だとややウィールバイトが発生しやすい印象もあるので､ライザーパッドを使用したり､ブッシュやワッシャーのセッティングを調整して最適なセッティングを見つけ出せば､あなたの心強い味方となってくれるでしょう｡

■ウィール

オランガタン

Orangatang Wheels

ロングボード界最大手のウィールメーカーであるオランガタン｡
ローデッドの子会社であり､Freestyle/Dancingはもちろん､カービング･クルージング･ダウンヒルなど､全てのロングボーダーの要求に応える多数の商品をラインナップしています｡
また､ハイエンドな価格帯に見合う高い品質と耐久性を兼ね備えており､定番ウィールとして盤石のポジションを確立しています｡
ウィールの色により好みの硬さを選択可能なことも特徴の一つです｡
ダンシングにおいてはファットフリーもしくはスティミュラスが人気｡あなたの憧れのライダーも使っているかもしれません

ブラッドオレンジ

Bloodorange

キャリバートラックの傘下ブランドであるブラッドオレンジは､ダウンヒルにルーツを持つウィールメーカーです｡
近年多くのフリースタイルロングボーダーをチームライダーとしてえ迎え入れ､人気を集めています｡
特に人気のモーガンプロシリーズは多彩なコアとウレタンのカラーリングをラインナップしており､あなたのデッキコーディネートを彩ります｡

ラッキー

Lucky

トラベロール傘下のウィールブランドであるラッキーは国内流通量が急増している新興ウィールブランドです
安価ながら高い耐久性を兼ね備えており､コストパフォーマンスに優れます｡
またカラーバリエーションも豊富にラインナップし､お気に入りのデッキに合うウィールを見つけることができるでしょう｡
トリックを極めるなら60mmのものを､ステップとのバランスも大切にしたいあなたは65mmのラッキーウィールを選ぶと良いでしょう

【一覧表】

それぞれメーカー名と､販売している部品を記載｡各ブランドが資本関係にある場合は部品欄にブランド名を記載しています

メーカー･ブランド名 本社所在地 デッキ トラック ウィール
Loaded　Boards:ローデッド アメリカ ○ Paris Orangatang
Timber Boards:ティンバー オランダ ○
Travelol:トラベロール 台湾 ○ AIR Lucky
Simple Longboards:シンプル オーストリア ○
COSMO:コスモ 韓国 ○ ○ ○
LANDYACHTZ:ランドヤッツ カナダ ○ BEAR HAWGS
Original Skateboards:オリジナル(オリスケ) アメリカ ○
MOONSHINE:ムーンシャイン アメリカ ○ ○ ○
BASTL BOARDS:バストル ドイツ ○
Majutsu:マジュツ フランス ○
CROWNBOARDS:クラウン ベルギー ○
LUCA longboards:ルカ ポーランド ○
Pepper Boards:ピッパー? ロシア ○
FLAVOR:フレーバー 韓国 ○ Lunar Cosmopolithane
DWELL:ディーウェル 韓国 ○
WITH LONGBOARDS:ウィズ 中国 ○ ○ ○
Locus longboards:ルカス(ルーカス) 中国 ○ ○ ○
Rebirth longboard:リバース 中国 Meow/Yiなど ○ ○
SRWskates:SRWskates 日本 ○ ○ ○
Paris Truck:パリス アメリカ ○
CALIBER　TRUCK:キャリバー アメリカ ○ BloodOrange
REMEMBER COLLECTIVE:リメンバー アメリカ ○ LUXY ○
Blood Orange:ブラッドオレンジ アメリカ ○

テンプレート

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  • 本社所在地:
  • 価格帯:ハイエンド/ミドルレンジ
  • 入手難易度:低い/普通/高い
  • 公式サイト

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  • 最終更新: 2021/10/12 21:08
  • by ryuyokoyama